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2020.02.01

漢字検定

こんにちは!
徳島の駅前にあるヨコミネ式駅前教室(ヨコミネ式保育園)、学童キッズネクストの早雪先生です☆

昨日は、今年度第3回目の漢字検定を開催致しました。
今回は42名の子供達が受験に挑戦しております。
1年生を中心に今回初めて漢検を受ける子供達もたくさんいたこともあり、
試験特有の緊張感が教室の隅々まで漂っていましたが、みんな最後まで頑張っていました!(^^)!
1ヶ月後に届く結果をドキドキしながら待ちたいと思います☆

さて、小学校の頃から当たり前のように学習する漢字ですが、
なぜ漢字を学習するのでしょうか?
昨今ではパソコンやスマホで平仮名さえ打つことができれば、
簡単に漢字変換ができるような世の中ですので、
漢字の勉強を必死に頑張らなくても大丈夫だと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

文部科学省は、国語教育について以下のように述べています。
『 今後の国際化社会の中では,論理的思考力(考える力)が重要であり,
自分の考えや意見を論理的に述べて問題を解決していく力が求められる。
論理的な思考を適切に展開していくときに,その基盤として大きく関わるのは情緒力であると考えられる。
したがって,論理的思考力を育成するだけでは十分でなく,情緒力の育成も同時に考えていくことが必要。
これに加えて,漢字・漢語を含め国語の語句・語彙力の育成が重要である。
人間の思考は言葉を用いる以上,その人間の所有する語彙の範囲を超えられるものではない。
情緒力と論理的思考力を根底で支えるのが語彙力である。』
『国語科教育では「情緒力」「論理的思考力」「思考そのものを支えていく語彙力」
の育成を重視していくことが必要。
情緒力を身に付けるためには,小学校段階から「読む」ことを重視し,国語科の授業の中で
文学作品を中心とした「読む」ことの授業を意図的・継続的に組み立てていくことが大切。
論理的思考力の育成は,国語科が大きな役割を担うべきである。
日常生活の論理は言葉の論理でもあるので,言語を通して身に付けるのが最も効果的であると考えられる。
具体的には,文章を書くことの指導や自分の考えや意見を述べる機会を多く設けることなどが必要。
思考そのものを支える語彙力を身に付けるためには漢字の重要性を見直した上で,
漢字の指導に力を入れていくという観点が大切。』

今後の社会では「論理的思考力」「情緒力」が必要で、それらの基盤となるのが「語彙力」で、
語彙力を育てるためには漢字学習が重要ということがひしひしと伝わってきます。

実際に漢字の学習を取り組み、検定の合格を目指していくと、
単純に漢字を個々に読み書きできれば十分なのではなく、
熟語、漢字が含まれる言い回し、対義語、類義語、文脈の中での漢字の使われ方等々、
語彙力が必要不可欠であることを痛感致します。
漢字学習が語彙力の形成に直結することを、子供達の指導を通して毎日のように体感しております。

キッズネクストでは、開校時から漢字学習を必修科目にさせて頂いております。
国語の力を鍛えるために漢字学習が重要だと考えているためです。
これからも、子供達の国語の力を鍛えるために、日々の学習を積み重ねてまいりたいと思います!

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