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2020.01.20

違いを認め合う

皆さん、こんにちは!!徳島の駅前にあるヨコミネ式駅前教室(ヨコミネ式保育園)、学童キッズネクストの松浦です( ^)o(^ )

今回は世界遺産のことについてお話しようと思います。

「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」
これは国際教育科学文化機関憲章、通称ユネスコ憲章一文です。
かつて、第一次大戦、第二次大戦、ホロコーストなど私たちは取り返しのつかない数多くの間違いをおかしてきました。その原因の一つは他者との違いを認められないことでした。自分と違うことは恐怖だったのです。
そのため、ユネスコ憲章では条文の始めに上記の文を掲げ、平和を築くためには私たち一人一人の考えを変えること、そのための教育の必要性を説いているのです。

世界遺産は1972年にユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づいて登録された遺産を指します。日本には広島の原爆ドーム、国立西洋美術館、姫路城、屋久島、白神山地など23の文化遺産や自然遺産があります。

世界遺産は単なる自然や建物ではありません。必ず意味があるのです。なぜ世界遺産として保存されているのか、その意味を学ぶことで各国の歴史や文化を知り、そのことについて深く考えることで他者との違いを認める心を養うことができます。

現代の子どもたちの間では、いじめが大問題になっています。いじめが起こる要因は複数あると思いますが、違いを認められないことも一つの要因ではないでしょうか。喋り方がおかしく感じる、顔が変に見えるなど自分の常識との違いを認めることができないのです。それが、エスカレートするといじめへとつながっていくのです。一人一人が他者との違いを認め尊重し合えるようになるといじめは減ると思います。

子どもたちには他人との違いを認め合い尊重する心を持ち続け、いじめのような恥ずかしいことはしない人間のまま育ってほしいと願っております。

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